G20 Osaka Summit

『G20大阪サミットフォーラム-G20サミットが拓く大阪の未来-』が開催

 6月28日、29日に大阪市で開かれるG20サミット(金融・経済に関する首脳会合)。開催150日前となる節目の2月4日、G20大阪サミット関西推進協議会公益財団法人大阪観光局の主催で『G20大阪サミットフォーラム-G20サミットが拓く大阪の未来-』が大阪にて開催され、約500人の地元の方々が来場しました。

Related Events 01 外務省特命全権大使(G20担当)・冨田浩司氏からのメッセージ

冨田浩司 外務省特命全権大使(G20担当)

 G20大阪サミットにて、安倍総理の個人代表であるシェルパを務める冨田浩司氏が、今回のサミットでは、自由貿易体制のルールや仕組みの見直し、気候変動や途上国の開発などの地球規模の問題への対処、デジタル経済の課題について処方箋を書いていくきっかけになるとスピーチしました。

 さらに、開催地となる大阪の市民に向けてメッセージも語りました。

 「世界のGDPの8割を占める国の首脳が集まることで、国際的な関心も非常に高くなっています。大阪の知名度を上げる大きな機会になります。前回のアルゼンチンでのG20サミットが11月末にあったように、通年は年の後半に開催されます。ところが大阪サミットは6月末の開催となり準備期間が少ないので、ぜひ大阪の皆さんと成功に向けての機運を作っていきたいと思います。G20を含めて、40近くの国際機関のリーダーたちが集まる会合です。我々としては各首脳にぜひ大阪を見ていただく機会を作りたいと思っています。その中で、地元の皆さんとの接触も出てくるかもしれません。ぜひ温かく迎えていただきたいというのが私の願いです。」

Related Events 02 大阪で開催する意義

吉村洋文 大阪市長

 フォーラムの冒頭では、大阪市の吉村洋文市長が挨拶。「G20サミットは大阪が世界の諸都市と競争できるような国際都市に成長する第一歩」と地元開催の意義を強調しました。

藪内三十二氏

 基調講演では、元外務事務次官である立命館大学の薮内三十二客員教授が登壇。今回のG20サミットは「トランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席ら“キャラが立っている”政治家が多く集まるため、いまだかつてなく注目される会合になる」と示唆。日本と参加各国との外交問題を挙げ「日本がリーダーシップをとり、世界を動かすチャンス」と熱く語りました。

Related Events 02 パネルディスカッションで意見交換

 大阪府の松井一郎知事、吉村洋文市長をオブザーバーとし、サミット開催への期待や効果、大阪の成長をテーマにパネルディスカッションを実施しました。

 薮中客員教授は「軍拡の時代において、日本がリーダーシップを取って平和のありがたみを発信すべき」と提言。国際会議運営を手掛けるコングレの代表・武内紀子氏は、その経済波及効果について説明。「各国から集まるメディアにより、大阪を世界発信するチャンスである」と語りました。

 万博誘致に参加した学生団体「WAKAZO」の代表・塩田悠人氏は、若者におけるG20サミットの認知度が低いことを指摘。「高校生や大学生など若者の参画を強めてほしい。大阪の周辺地域でも展開すれば、若者も当事者意識を持つようになるのではないか?」と意見を述べました。タレントの西川きよし氏は、「G20サミットは大阪を大いに売り込むチャンス。心をひとつにして頑張りたい。海外の人たちに、来て、しゃべって、食べてもらって、大阪に来てよかったと思ってほしいですね」と期待を語りました。

松井一郎 大阪府知事

 松井知事は、「G20サミットを安全安心に大成功させるのが大阪の成長につながる。開催で近隣住民の皆さんにご負担をかけてしまうかもしれないが、おもてなし力の総力を挙げて成功させたい」と協力を呼びかけました。